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縄張りに侵入されたカバは人を襲う!怒ったら手が付けられない!

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この記事でわかること
  1. 実際にカバが人を襲うこともある!
  2. カバの噛み付く力がすごい!
  3. カバはダッシュが速い!
  4. カバは人間の欲に襲われている!

ネットではカバが人を襲うと話題になっています!

カバが人を襲う時にはどんな行動や理由があるのでしょうか?

今回はカバが攻撃的になる理由をリサーチします!

カバが人を襲ったニュース記事があった!

このニュースからカバが人を襲うのは実際にあることがわかりますね。

ケニアを訪れていた台湾人観光客が11日、写真を撮ろうとカバに近づいたところ、胸部をかまれて死亡した。

チャン・ミンチュンさん(66)は、ケニアの首都ナイロビから北西90キロのナイバシャ湖でカバを追っていた。現地は、野生動物が多くいる観光地として有名。

別の台湾人観光客も攻撃を受けてけがをした。この地域では今年、6人がカバにより死亡している。

周辺地域の水位が上がっていることで、カバは主食の草を求めて陸に上がっている。絶滅危惧種のカバは、地上生物で最大の哺乳類(ほにゅうるい)だ。

ケニア野生動物公社(KWS)は当初、観光客2人を中国人としていたが、台湾外交部(外務省に相当)が後に2人を台湾籍と確認した。

ケニアは台湾と公式な外交関係を持たず、台湾に関する中国の主張を承認している。

目撃者によると観光客2人は、ソパ・ホテルの近くにいたカバに接近しすぎたため、被害にあった。かまれた男性は大量に出血し、病院に救急搬送されたが、後に死亡した。

もう1人の観光客は軽傷で、ナイバシャ地域病院で治療を受けた。

KWSのネルソン・チェルイヨット警備員は「問題発生後、KWSの職員が問題のカバを追跡し、狙撃した」と述べた。

ナイバシャ湖ボート所有者協会のデイビッド・キロ会長はケニア紙スターに対し、水位上昇によりカバのえさ場が減ってしまっているため、カバはえさを求めて農場やホテルの敷地に来るしかなく、人間との接触が増えていると語った。

カバは攻撃的な習性を持ち、歯は鋭く体重は最大2750キロにも達する。アフリカでは毎年、推定約500人がカバに殺されているという。

ケニアには昨年、世界から140万人の観光客が訪れ、観光業収益は約12億ドル(約1323億円)だった。

当初、死亡した観光客を中国人としていましたが、ケニア当局の発表に伴い、「台湾人観光客」に訂正します。

BBC News japanより

https://www.bbc.com/japanese/45165930

更にカバの生態についてリサーチしてみましょう!

カバは縄張りを侵されると人でも何でも襲う!

カバは複数で群を作り生活をしますが季節によっては最大150頭で行動をすることもあるそうです!

その中でオスは単独で生活するか、上位のオスの群れの周囲に縄張りを形成します。

しかし、テリトリーに侵入してきた動物はライオンでも同種のカバであっても全力で排除に動きます!

そんな縄張り意識が強いカバですが、自分の通る道は決まっているそうです!

その通る道にうっかり侵入してしまうとカバに敵認定をされて襲われてしまうそうです。

反対にその道を通らなければカバは襲ってこないとの事です。

オスのカバが縄張りを主張する威嚇方法

  1. 口を大きく開ける
  2. 糞をまき散らす
  3. 後肢で蹴りあげる
  4. 鼻から水を出す
  5. 唸り声をあげるなど

本来のカバは草食動物で大人しい性格ですが、一度怒らすと手が着けられないようですね。

カバの噛む力は桁外れ!

カバは大きな口を開けて強力な犬歯で相手に噛みつきます。

カバが口を大きく開けると150度にまでなるそうです。

その上におおよそ50センチほどある牙があります。

噛み付く顎の力はおおよそ1トン!

大きく開けた口から50センチの鋭い牙が1トンの力で相手に噛みつきます!

カバとは水辺のライバルと言えるワニがいます。

3メートル程度のワニならカバは半分に引きちぎれると言われています。

想像しただけでも恐ろしいですね!

カバは本気で動くと超速い!

カバは攻撃モードで相手を追いかける時はその巨体に似つかしくないスピードで相手を追い込みます。

なんと、

  1. 陸上では時速40キロの速さ
  2. 水中では時速60キロの速さ

で動きます!

ダイナミックに泳ぐカバの動画を発見しました!

 

この迫力で追いかけられたら逃げる前に立ちすくんでしまいそうですね。。

人を襲うカバは人間の欲に襲われていた!

1990年代〜2000年代にかけてカバの生息数が減少していたことがありました!

カバの生息数が減少した主な原因としては

  1. 農地開発や湿地開発による生息地の破壊
  2. 水資源の競合
  3. 食用や牙用の乱獲

などが上げられています。

乱獲の原因として、ワシント条約によって国際取引が禁止されている象牙の代替えとしてカバの牙が使われていることが考えられているそうです。

政情が不安定な国でカバの密猟、密売が横行している事もあるそうです。

2017年以降はカバの生息数が安定していると言われています。

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あとがき

今回はカバが人を襲うについてリサーチしました。

動物園ではのんびりとした動きで私たちの前にいますが、凶暴さが顔を出すと大変なことになりそうですね。

しかし、人間の欲のカバが犠牲にならないように祈るばかりですね。

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