「熊」が「なぜ人を襲う」というキーワードがネットで話題になっています。
最近のニュースでは熊が人を襲う事件が報道されていますね。
今回は熊がなぜ人を襲うのかリサーチしたいと思います。
熊が人を襲った最近のニュース!
新潟県五泉市で1日、県道を横断するクマ1頭が目撃されました。近くには住宅もあることから、警察や五泉市役所ではパトロールするなどして住民に注意を呼び掛けています。 クマが目撃されたのは五泉市刈羽で、警察によりますと1日午前9時50分頃、五泉市役所から「午前9時35分頃、県道・村松-田上線を加茂市方向に向かっていた車の運転手から、道路を左から右に横断するクマを見たと連絡があった」などと警察に通報がありました。目撃されたクマは1頭で、体長0.8mほどだったということです。 クマが目撃され場所から100mほど離れた場所には民家があることから、警察や五泉市役所はパトロールするなどして住民に注意を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d9c1f104537e0c9d8fbc0eadae97f8b5fb286a0
Yahooニュースより
以前は人間が森や山で襲われるニュースが多くありました。
最近は熊が人里に来て目撃される又は人を襲うニュースが多くなってきた様な気がします!
熊を目にする機会が多くなるということは熊と人とのトラブルが多くなる確率が上がるということになりますね。
熊が人を襲う3つの原因!
本来、熊は臆病で人間を見ると自分から逃げていくと言われていました。
しかし、子連れの親熊やアーバンベアなどの新しい世代の熊たちは逃げていかないで攻撃をして来る熊が増えているそうです。
熊が人を襲うのは主な原因として3つあげられています。
- 排除
- 戯れ
- 捕食
排除
排除とは人と熊が不意に出会ってしまった時に熊が取る行動です。
不意に出会ってしまったら人と人でも驚きますよね。
本来、臆病な性格の熊が人と不意に出会ってしまったら、熊の方も身の危険を感じて襲って来るのは想像できますよね。
戯れ
戯れと言うとペットの猫や犬が甘噛みをするイメージをしがちですよね。
しかし、野生の動物たちの戯れは過激です。
鹿やサイの場合は仲の良い同士でも時には角を突きつけ合ってぶつかり合う場合もあるそうです。
サイの場合は愛情表現としての行動で性的に興奮をする時に見られる場合が多いそうです。
もし熊にとって興奮状態の戯れの場合でも、人間から見ると本気で襲われる事と変わりがないと思ってしまいますよね。
捕食
この場合は完全に人間を食料として襲う場合になります。
主に植物を食べる雑食の熊にとって人を襲うのはリスクを負う行為なので人を襲うときは飢餓の状態と考えられます。
熊が人を襲う場合には鋭い爪と牙で顔や頭部を攻撃することが多いそうです。
日本でよく見られるツキノワグマは以下のように木の実を中心な食生活をします!
- 春はフキ、筍、山菜
- 夏は蟻、蜂などの昆虫類
- 秋はどんぐり、ブナなど
人の生活圏に出て来るアーバンベアが多くなっている!
最近のメディアでは「アーバンベア」という言葉が出てきています。
アーバンベアというのは人間の生活圏に出て来る熊のことを指すそうです。
この熊には威嚇の爆発音に対しても動じないで自動車の通り過ぎる音に反応したそうです。
警戒感が強いはずの熊が人間に慣れてきているそうです。
アーバンベアが出てきた背景には以下のような原因があるそうです。
- 農村地域の高齢化や過疎化によって耕作放棄地が増えた
- 狩猟者が減り、熊と人の距離が近くなった
だんだんと野生生物と人間の生活圏の境界が薄くなってしまった様ですね。
今回は熊がなぜ人を襲うかをリサーチしてみました!
現代の人間の生活が変わるにつれて野生の動物との距離感が近くなってしまった様ですね。
以前から叫ばれる「自然との共生」を考えた時に人が簡単に踏み込んでは行けない場所も山にあるのかも知れませんね。